飲食系&福祉系企業のWebマーケターとしての実践経験を積み独立。Web歴10年以上でSEO歴5年以上の実績を経て、複数企業様の専属SEOアドバイザー&コンサルトを行っています。
また、現役のSEO講師としても活躍中。私、野田太陽（ノダタイヨウ）のプロフィールの詳細と過去の実績は運営者情報をご確認ください。
SEO対策で文字数は、どのように関係するの？そういう疑問を持つ初心者もいることでしょう。
記事を書く際に何文字が理想とされるのかは、キーワードによって違えば、Webサイトを運営する際のSEO戦略によっても異なるため、何をもって何文字という明確な答えは出せません。
本記事では、当サイト「ノダブログ」の記事を実際に検証し、文字数が本当に関係ないのか？というテーマで根拠とともに、初心者でも分かりやすく考察しています。
ちなみに結論からいえば、SEO対策で文字数は関係ありません。
ぜひ、最後までご覧ください。
GoogleがSEO対策に必要な文字数を公式発表！その真実について迫る！
遡ること2022年5月、SEO業界にとんでもないビッグニュースが流れました。
その内容とは、Googleが公式に「SEOに効果的な文字数が300語以上、そしてキーワード出現率が2％以下」と発表した事件です。
先に触れておきますと、このニュースはフェイクです。嘘の情報のため、そのまま鵜呑みにしてはいけません。
国際的なSEOの権威でもあるIloveSEO.netのGianluca Fiorelli（ジャンルカ フィオレッリ）氏が、前述したGoogleのフェイクニュースについて言及しています。
下記に、その内容の一部を引用しました。
On Connect GT (the biggest and oldest Italian SEO forum founded by
@giorgiotave), Emanuele Ricci subscribed to the Digital Marketing & E-commerce Certificate by Google on Coursera. Seriously… “write more than 300 words”? and “keyword density”?
＜Google翻訳にて日本語に変換＞
Connect GT (@giorgiotaveによって設立された最大かつ最古のイタリアの SEOフォーラム) で、Emanuele Ricciは、CourseraのGoogleによるデジタルマーケティング&Eコマース証明書を購読しました。マジで？300文字以上書く？キーワードの出現率？
Gianluca Fiorelli
もともと英語圏の内容なのでGoogleの翻訳機能で日本語にしており、意味が伝わりにくいので要約します。
つまり、Googleの公式発表のなかで「SEOに効果的な文字数が300語以上、そしてキーワード出現率が2％以下」と言及されたということ。本記事執筆時点（2023年2月28日）では、すでにこの情報は削除されています。
SEO対策で文字数が関係ない理由とは？その根拠について解説！
SEO対策のなかで、どのくらいの文字数が適切なのか？というテーマについては業界のなかで、さまざまな議論が交わされてきました。
冒頭でも触れましたが、SEO対策と文字数は一切関係ありません。
これは、Googleが公式に発表している内容ですので、それについて詳しくみていきましょう。
文字数が関係ない理由
SEO対策において、文字数が関係する？関係しない？という議論は、さまざまなWebサイトで言及がなされています。
確かにそれらも事例としては参考にするべきかとは思いますが、根拠がありません。
そもそも、SEO対策に効果的な文字数という概念が存在しない理由については、下記のとおりです。
- GoogleがSEOに最適な文字数について、具体的に明言していない
- 検索エンジンで表示されるWebサイトの文字数が流動的
- Googleの検索エンジン自体がユーザーファーストを意識している
このようにまとめると、SEO初心者でも文字数が関係ないことが何となく分かるでしょう。
つまり、SEO業者やマーケターが勝手に「SEO効果を発揮する文字数は〇文字！」というように言っているに過ぎません。
SEO初心者であるほど惑わされる危険性がありますので、ご注意ください。
SEOで文字数が関係ない根拠
SEO対策で効果的な文字数という概念が存在しないということが理解できたところで、その根拠について触れていきます。
実はGoogleの公式発表で、SEO対策における文字数について下記のように言及がなされています。
Creating high quality content takes a significant amount of at least one of the following: time, effort, expertise, and talent/skill. Make sure content is factually accurate, clearly written, and comprehensive. So, for example, if you describe your page as a recipe, provide a complete recipe that is easy to follow, rather than just a set of ingredients or a basic description of the dish.
＜Google翻訳にて日本語に変換＞
高品質のコンテンツを作成するには、時間、労力、専門知識、才能/スキルのうち少なくとも1つが十分に配慮されていることが必要です。コンテンツの内容が事実であり正確、かつ明確で包括的であることを確認してください。例えば、ページでレシピを紹介する場合は、食材のリストや料理の基本的な説明だけでなく、手順がよくわかる詳細な料理方法を説明します。
Google検索セントラル（SEOスターターガイド）
こちらも、英語圏の内容なのでGoogleの翻訳機能で日本語にして要約します。
つまり、SEO対策においてテーマに応じた適切な文字数で記事を書き分けることが重要だということ。そもそも、テーマによってまとめるべき文字数が異なることについて言及がなされています。
結果として、ユーザーにとってその内容が分かりやすければ、文字数は関係ないということが分かります。
当サイト「ノダブログ」のSEO文字数の戦略を公開！
実際に当サイト「ノダブログ」では、SEO対策で文字数がどのように影響するのかを検証しています。
当サイト「ノダブログ」のSEO対策における文字数の戦略としては、SEOのテーマで徐々に追記していき「どの文字数が適切かどうかを判断する」ということです。
ちなみに、本記事ではキーワード「SEO 文字数 関係ない」で検索上位を狙っています。
実際に「1,500～4,000文字」の文章量で短文SEOを検証
当サイト「ノダブログ」では、実際に「1,500～4,000文字」の文章量で短文SEOを検証しています。
長文SEOが淘汰されていくなか、最新のSEO対策についての検証であり、「1,500～4,000文字」という文章量で検索エンジンから受ける評価にどのような影響をもたらすのかを実証するために行っています。
そもそも、SEO対策において、記事全体の文章量は関係ないことが示唆されています。
記事全体の文章量がSEOに影響しない理由や根拠については、下記の記事で詳しく考察しています。
2023年2月28日時点の文字数
2023年2月28日の公開時点では2,994文字でした。
今後、公開できる情報があれば追記していきます。
まとめ｜最新のSEO対策に文字数は関係ない！
今回は、SEO対策においてどのくらいの文字数が理想なのか？果たして本当に文字数は関係ないのか？というテーマで、当サイト「ノダブログ」の実際のデータをもとに、SEO初心者でも分かるよう考察してきました。
SEO対策にはWebサイトによって戦略も異なるため、文字数には大きな差があるのも事実。具体的な数字でいえば、1,200文字～50,000文字というところでしょうか。
それだけSEOの戦略的に差があるということです。
Googleでも公式発表されている内容についても言及してきましたが、いずれにせよ最新のSEO対策では、ほぼ文字数は関係ないというのが結論としては伺えます。
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