当サイト「ノダブログ」では私、野田太陽(Noda Taiyo)が過去10年以上のWeb制作経験から得た知識をもとにAI(人工知能)やSEO対策、アフィリエイトなどのWebマーケティングに特化した情報を超初心者でも分かりやすくまとめています。

ドメインの種類によってSEO評価が変わる?ドメインパワーへの影響も考察!

ドメインの種類によってSEO評価が変わる?ドメインパワーへの影響も考察! 【完全版保存版】SEO対策のロードマップ~Web歴10年以上の現役講師が初心者向けに分かりやすく解説~
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飲食系&福祉系企業のWebマーケターとしての実践経験を積み独立。Web歴10年以上でSEO歴5年以上の実績を経て、複数企業様の専属SEOアドバイザー&コンサルトを行っています。

また、現役のSEO講師としても活躍中。私、野田太陽(ノダタイヨウ)のプロフィールの詳細と過去の実績は運営者情報をご確認ください。

ドメインの種類によってSEO評価が変わるといわれていますが、それは本当なのでしょうか。

結論からいえば、SEOの観点からドメインの種類によって何か変わることはありません。ちなみに、ドメインパワーという概念もGoogleから公式に発表されていることではないため注意しましょう。

本記事では、ドメインの種類とSEO的に受ける評価の違いについて解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

ドメインの種類とは?SEO評価への影響についても解説!

ドメインの種類とは?SEO評価への影響についても解説!

Webサイトを運営するにあたり、レンタルサーバーと同様に欠かせないのがドメインです。

ドメインは、IPアドレスと呼ばれる固有の数字群で構成されています。

しかし、人間がIPアドレスの数字群をみてもその意味を理解することが難しく、どのWebサイトなのかを把握しにくいでしょう。

この分かりにくい数字群で構成されたIPアドレスを、人間がみても把握しやすいようにドメインがあるのです。

まずは、ドメインの種類から詳しくみていきましょう。

ドメインの種類

ドメインの種類は、大きく下記の3つに分類されます。

  • 分野別トップレベルドメイン:gTLD
  • 国コードトップレベルドメイン:ccTLD
  • 日本に割り当てられた国別トップレベルドメイン:JPドメイン

そのなかでも、さらに細かく分類すると1,000種類以上のトップレベルドメインが存在しているため、SEO初心者にとってはなかなか理解しにくい部分もあります。

ちなみにドメインは、それぞれに用途や意味が異なり、ドメイン名にもよりますが取得するために一定の条件が課せられるケースもあるため注意が必要です。

階層構造としては、1番右側から「トップレベルドメイン」「第2レベルドメイン」「第3レベルドメイン」と続きます。また、「.(ドット)」で区切られた段階構造になっています。

当サイト「ノダブログ」のドメイン名「nodablog.online」を例にすると、「nodablog」が第2レベルドメインとなり、「.online」がトップレベルドメインという構造になります。

ちなみに、ホームページのURLに「www」とついているのをみかけたことのある方もいることでしょう。こちらは正確にはドメイン名ではなく、「ホスト名(インターネットに接続されたコンピューター機器などを人間が識別しやすいようにつけられる名前)」です。

ドメインが与えるSEO評価への影響

ドメインの種類(gTLD=分野別トップレベルドメインなど)や文字列に違いがあっても、特にドメインパワーに何らかの影響を及ぼすことはありません。

過去には日本語ドメインが強い時代もありましたが、Google側で対策されたことで、現状としては無意味のものとなっています。

しかし、Webサイトの内容がユーザーにとって理解しやすいドメイン名にすることは、ユーザーの流入率アップにも繋がりSEOにも間接的に影響するため重要です。

Webサイトの内容がイメージしやすいことで、検索結果などでドメインが表示された際、ユーザーにクリックされやすくなりアクセスアップに繋がるでしょう。

つまり、ユーザーの利便性が高まり、訪問数やクリック率などが上昇することで、間接的にドメインパワーが上がることもあるということです。

ドメインパワーを上げるとSEOに有利って本当?実際に検証してみた!

ドメインパワーを上げるとSEOに有利って本当?実際に検証してみた!

ドメインパワーを上げるとSEOに有利なのは事実です。

当サイト「ノダブログ」で、実際にSEOを検証していくなかでドメインパワーが「0」のときは、Googleのクローラーがなかなか流入してこずインデックスされない状況が続きました。

ドメインパワーの確認方法」でも後述しているとおり、クローラーが流入してきだして、ようやくドメインパワーが「1.4」にまで上がったという背景があります。

その結果、下図のように各キーワードで検索順位がつくようになりました。

ドメインパワーを上げるとSEOに有利って本当?実際に検証してみた!

当サイト「ノダブログ」のドメインについてのSEO検証は、今後もまだまだ続きます。

続報があれば、こちらに追記します。

SEOで評価される!ドメインパワーを上げる7つの方法を解説!

SEOで評価される!ドメインパワーを上げる7つの方法を解説!

ドメインパワーを上げるには、最新のSEO対策をしながらWebサイトを運用しなければなりません。

現在のSEO対策では、ユーザーファーストやヘルプフル、E-E-A-Tの指標が重要とされています。

SEOで評価され、ドメインパワーを上げるには、下記の7つの方法を実践しましょう。

  • Webサイト内の記事を増やす
  • ユーザーファースト&ヘルプフルを意識したWebサイト運営心掛ける
  • E-E-A-Tの概念をWebサイトに組み込む
  • 記事の品質を高める
  • 良質な被リンクを獲得する
  • 定期的にWebサイトをメンテナンスする
  • Webサイトを長期間運営する

一般的には、Webサイト内の記事数を増やすことでドメインパワーが上がりやすいといわれていますが、これは事実です。

下記の記事で、ドメインパワーを上げる具体的な方法を超初心者向けにまとめましたので、ぜひご覧ください。

ドメインパワーの確認方法は?SEOに効果的な目安についても解説!

ドメインパワーの確認方法は?SEOに効果的な目安についても解説!

ドメインパワーを上げることができれば効果的なSEO対策が行えますが、現状はなかなか難しいと感じる方も少なくありません。

特に立ち上がったばかりのWebサイトのドメインパワーは限りなく「0」に近いため、SEO的にも効果が薄いです。

ここでは、ドメインパワーの確認方法とSEO対策に効果的なドメインパワーの数値的な目安について解説しています。

SEOに有効なドメインの強さ

WebサイトのドメインパワーがSEOに影響するということは、ここまでの流れで何となく理解できたことでしょう。

SEOに有効なドメインパワーの目安は「30~50」といわれています。

SEOに効果的なドメインパワーの目安については、下記の記事で詳しく解説しています。

ドメインパワーの確認方法

SEO対策の一環としてドメインパワーを確認する方法には、「Moz(モズ)」や「ahrefs(エイチフレス)」などが挙げられますが、いずれも登録が必要であったり操作の難易度が高く初心者向けでなかったりします。

そこで今回、ドメインパワーを確認する方法としてSEO初心者におすすめのツールが、アクセスSEO対策ツールズの「パワーランクチェックツール」です。

パワーランクチェックツールでWebサイトのドメインパワーを確認する手順は、下記のとおりです。

  1. パワーランクチェックツールを開く
  2. フォームにWebサイトのURLを入力する
  3. Webサイトのドメインパワーを確認する

それでは、図解します。

まず、パワーランクチェックツールを開きます。

そして、パワーランクチェックツールの「URLを正確に入力してください」のフォームに、自身の運営するWebサイトURLを入力します。

ドメインパワーの確認方法は?SEOに効果的な目安についても解説!

ドメインパワーが表示されますので確認します。

ドメインパワーの確認方法は?SEOに効果的な目安についても解説!

本記事公開時点(2023年5月3日)における当サイト「ノダブログ」のドメインパワーは、「1.4」でした。

今回使用したパワーランクチェックツールでいうと、「パワーランク」の指標として表示されます。

ドメインが与えるSEO評価に関連するQ&A

ドメインが与えるSEO評価に関連するQ&A

ドメインがWebサイトに与えるSEO評価に関連するQ&Aを下記にまとめました。

  • Q)Webサイトのドメイン名を変更したらSEOにどう影響しますか?
  • Q)サブドメインやサブディレクトリによるSEOへの影響について教えてください!

それでは、これらの回答について詳しくみていきましょう。

Q1)Webサイトのドメイン名を変更したらSEOにどう影響しますか?

Webサイトのドメイン名を変更することで、SEOに悪影響を及ぼす危険性があるため注意が必要です。

ドメインパワーを意識するなら、安易にWebサイトのドメイン名を変更しないようにしましょう。

理由としては、これまで蓄積してきたドメインパワーが弱まってしまうためです。

訪問してきたユーザーを新しいWebサイトに誘導するリダイレクトの仕組みを活用すれば、ドメインパワーを引き継ぐことができるでしょう。しかし、適切に対処しなければSEOの効果が失われてしまうことがあります。

このようなリスクもあるため、特にSEO初心者は容易にドメイン名を変更しない方が得策といえます。

Q2)サブドメインやサブディレクトリによるSEOへの影響について教えてください!

サブドメインとサブディレクトリとの間で、SEO的に何か影響を及ぼすことはありません。

つまり、SEO対策においてサブディレクトリとサブドメインの間で有利、不利はないということです。

過去にGoogleもサブドメインやサブディレクトリについて差はなく、長期的な運用によってSEO評価が高まる旨言及しています。

いずれもコンテンツを派生して追加する際に使用される仕組みですが、主としているドメインとの距離感や「用途、目的などで使い分けるとよいでしょう。

まとめ|ドメインがSEOに与える影響

まとめ|ドメインがSEOに与える影響

今回は、ドメインの種類からみたSEO評価の違いやドメインパワーを上げる具体的な方法、ドメインの強さの指標(30~50)について解説してきました。

そもそも、ドメインパワーという概念がGoogleで公式発表されているということではないため、あくまでも参考程度に留めておきましょう。

ドメインがSEOに与える影響といえば、Webサイトのテーマやジャンルと合致したドメイン名により集客効果、売上高が向上することでしょう。

ドメインの種類とその特徴についてよく理解し、SEO対策に取り組んでください。

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