
ロングテールSEOとは何ですか?

ロングテールSEOのメリットは?欠点ってあるの?

ロングテールキーワードの探し方について知りたいです!
ロングテールSEOが何なのかわからない初心者の方に必見です。
SEO対策でコンテンツを上位表示させても、すぐに検索順位が下がってしまい、せっかく施策したのに残念な気持ちになるケースも少なくありません。
そこで、通年で長く検索上位を維持するロングテールキーワードで施策するロングテールSEOの戦略が重要です。
本記事では、ロングテールSEOの基本的な知識からメリットやデメリット、ロングテールキーワードの見つけ方などについて解説しています。
ロングテールSEOによって上位表示させることができれば、通年で上位検索を獲得できてコンバージョン(成約)も取れて売上が上がります。
ぜひ、最後までご覧ください。
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ロングテールSEOとは?由来と複合キーワードの例を紹介!

ロングテールSEOとは、競合性の低い100以下のアクセス数を積み重ねて、大きな集客を狙うSEO戦略です。
キーワードプランナーにおける月間平均検索ボリューム数は、10~100が目安。キーワード単体での集客が少ないところが特徴です。
そのため、安定した集客に繋げていくためにも、Webコンテンツ数が多くなります。
なかには100コンテンツ以上のWebサイト(ブログ)も存在しますが、SEO対策においてのキーワード戦略は「1コンテンツ1キーワード(複合キーワード含む)」が基本です。
コンテンツごとにそれぞれ異なるキーワードで検索されるように改善していきます。
まずは、ロングテールという言葉の由来からみていきましょう。
ロングテールの由来
ロングテールとは、インターネット販売において売れる主力商品以外のサブ的立ち位置の商品を数多く取り揃えて、全体売上を大きくする考え方のひとつです。
アメリカWired誌の編集長クリスアンダーソン氏のロングテール理論を下記にまとめました。
インターネット上では品出しや陳列が不要のため、取り扱うすべての商品をサイト上で販売することが可能。Amazonをはじめとする人気のショッピングサイトでは、一般的に売れないとされる約8割の商品が売上の多くを占めるといった現象が起こっています。
クリスアンダーソン(アメリカWired誌編集長)
この概念に当てはめたSEO戦略が、ロングテールSEOです。
つまり、ロングテールSEOは、通年して一定の検索ボリュームがある10~100の競合性の低いニッチなキーワードで、数多くのWebコンテンツを作成します。
ロングテールSEO戦略が形となったWebサイトでは、オーガニック検索の約8割がニッチなキーワードで流入したユーザーということです。
複合キーワードの例
ロングテールSEOでは、2語以上で構成されるキーワード群でWeb集客の戦略を練ります。
2語以上のキーワードを複合キーワードやテールキーワード、テールワードと呼ぶこともあります。
ここでは、複合キーワードと呼び方を統一しますが、その戦略を軸にWebコンテンツを作成していく戦略がロングテールSEOでの王道です。
例えば、キーワードプランナーで「ロングテールSEO」と検索をかけると、下図のように表示されます。

すると、「ロングテールSEO とは」のように、競合性の低い月間平均検索ボリューム10~100の複合キーワードが表示されます。
ロングテールSEOとビッグキーワードとの違いを比較解説!

ロングテールSEOとは、検索ボリュームが小さく通年で需要が見込めるSEO対策の概念のこと。その多くは、「SEO対策 〇〇 〇〇」のような複合キーワードです。
これだけでは分かりにくいと思いますので、上図に可視化しました。
ビッグキーワードとの違いは、ボリュームの大きさです。
一般的には、検索クエリ(検索されるキーワード)の約80%はロングテールキーワードといわれています。
ロングテールSEOとビッグキーワードのメリット・デメリットを比較解説!

ロングテールSEOにもビッグキーワードによるSEO対策にも、それぞれにメリットとデメリットがあります。
メリットとデメリットをそれぞれに下表でまとめました。
ロングテールSEO | ビッグキーワードSEO | |
メリット | 競合性が低く上位表示しやすい | 上位表示されれば多くの集客を見込める |
デメリット | コンテンツ数が多くなりやすい | ひとつのコンテンツでの集客に依存するため、順位変動に影響を受けやすい |
ロングテールSEOのメリットとデメリット
ロングテールSEOでは、月間平均検索ボリューム10~100の複合キーワードで100記事前後のWebサイトを構築します。
ロングテールSEOのメリットは、各コンテンツごとにWeb集客できるため、Googleアップデートに伴うサイト全体で受ける順位変動が少ないことです。
そもそも、複合キーワードの特徴でもあるニッチなキーワードのため、ユーザーの問題解決にも繋がりやすいです。
しかし、ビッグキーワードやミドルキーワードでの検索上位が獲得しにくく、似たようなトピックのWebコンテンツが増えてしまいSEO評価が分散するところはデメリットといえます。
SEO対策におけるビッグキーワードのメリットとデメリット
Google検索エンジンでは、通称QDD(Query Deserves Diversity)と呼ばれる多様性のアルゴリズムが働きます。
他の競合サイトとは異なる内容のWebコンテンツを作成するか、ビッグキーワードで想定できるユーザーの検索意図をすべて網羅したWebコンテンツにすることで検索上位を獲得しやすいです。
ビッグキーワードによるSEO対策は、トピックが分散せず検索上位を獲得できれば、圧倒的なアクセス数が見込めるメリットがあります。
多くのWeb集客を見込めるため、ブランディングしやすいです。
しかし、上位表示の難易度が高く、ロングテールSEOによる複合キーワードで競合サイトに集客をもっていかれやすいところはデメリットです。
ロングテールSEOでコンバージョン率はどうなるの?

コンバージョン率とは、検索エンジンで表示されたタイトルがクリックされる割合のこと。コンバージョンするほど商品やサービスが売れるようになります。
商品名やサービス名で検索すると有名ECサイトが1位に表示されていますが、これがロングテールSEOの事例といえます。
(クリック数÷インプレッション数)×100=コンバージョン率(%)
しかし、コンバージョン率だけをWebサイト運営の指標としてみるのは危険です。
そもそも、ロングテールSEOはニッチな戦略の1つ。一般的には、ビッグキーワードに寄っていくにつれて、コンバージョンが下がります。

ロングテールSEOにおけるコンバージョン率の目標値は、3%を目安にしましょう。
ロングテールSEOで検索上位を獲得できるキーワードの見つけ方は?選び方の手順も解説!

ロングテールSEOでは、キーワードの選び方が重要なポイントです。
需要を見誤れば、検索上位できないだけでなく想定したような検索数が見込めません。
つまり、SEO対策が失敗してしまうということです。
ここでは、ロングテールキーワードの探し方や検索上位を狙う方法について解説しています。
ロングテールキーワードの探し方
ロングテールSEOでキーワードを探すには、下記のような手順で進めます。
- 検索上位を狙うテーマや需要の高いキーワードを選ぶ
- Googleのキーワードプランナーで検索数の需要を調べる
- キーワードをグループごとに分類する
- ターゲットとペルソナから検索数に合致したロングテールキーワードを選ぶ
ロングテールキーワードが決定したら、見出し構成を設計しライティングを行います。
【事例】ロングテールSEOで検索上位を獲得する方法を「ノダブログ」で実際に検証!

当サイト「ノダブログ」におけるロングテールSEOで検索上位を獲得する考え方としては、「ユーザーファースト」「ヘルプフル」が挙げられます。
ユーザーのことを1番に考え、本当に役に立つ情報を分かりやすくまとめ上げることが重要なポイントです。
詳細については、下記の記事で解説しています。
ロングテールSEOでWeb集客できてきたらユーザーの導線を見直す!

ロングテールSEOでWeb集客できてきたら、ユーザーの導線を見直す必要があります。
理由は、ユーザーにとって情報収集目的の検索が、購買へと繋がる最初のステップだからです。
ブランド名(会社名や商品名)で指名検索されるとコンバージョン率(CVR)が高くなりますが、すべてのユーザーが初見でコンバージョンするわけではありません。
理由は、下記のとおりです。
- Webサイトやコンテンツの記載情報に対して信用していない
- ブランド名(会社名や商品名)を知らない
- コンバージョン(成約)するまでの導線がわかりにくい
ちなみに、ノダブログのGoogleアナリティクスを確認する限りでは、ユーザーの導線として3回目の訪問(アクセス)で購入に繋がっています。
掲げていたWeb集客数の目標値をクリアしたら、下記の手順でロングテールSEOの戦略を見直しましょう。
- クリック数10以上のWebコンテンツをリライトする
- Webコンテンツ内でブランド名(会社名や商品名)を見やすくする
- わかりやすい位置に広告リンクを貼り直す
ロングテールSEOで集客できてくれば、次のステップとしてミドルキーワードやビッグキーワードが狙えるようになってきます。
さいごに|ロングテールSEOを実践しよう!

今回は、ロングテールSEOの基礎知識やコンバージョン率、検索上位を狙う方法について解説してきました。
ロングテールという概念は奥が深く、覚えるべき範囲が広いことが理解できたことでしょう。
本記事の内容を参考にして、ぜひロングテールSEOマスターを目指してください。
【著者】
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