当サイト「ノダブログ」では私、野田太陽(Noda Taiyo)が過去10年以上のWeb制作経験から得た知識をもとにAI(人工知能)やSEO対策、アフィリエイトなどのWebマーケティングに特化した情報を超初心者でも分かりやすくまとめています。

内部対策とは?業界歴5年以上のSEO講師が徹底解説!

内部対策とは?業界歴5年以上のSEO講師が徹底解説! 【完全版保存版】SEO対策のロードマップ~Web歴10年以上の現役講師が初心者向けに分かりやすく解説~
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飲食系&福祉系企業のWebマーケターとしての実践経験を積み独立。Web歴10年以上でSEO歴5年以上の実績を経て、複数企業様の専属SEOアドバイザー&コンサルトを行っています。

また、現役のSEO講師としても活躍中。私、野田太陽(ノダタイヨウ)のプロフィールの詳細と過去の実績は運営者情報をご確認ください。

SEOにおいて、内部対策は重要な施策の1つです。

本記事ではWeb業界全体で10年、SEO歴5年以上の現役講師が「内部対策」について解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

私のSEOによる内部対策の実績を紹介!

私のSEOによる内部対策の実績を紹介!
Googleアナリティクス

まずは今回、私が担当したクライアントA社のSEOにおける内部対策の要件を下表にまとめました。

会社名クライアントA(業種:福祉)
SEO内部対策の期間2022年10月1日~2023年1月31日(4か月間)
問題点Web集客において途中で離脱するユーザーが80%を超えている
要望/希望流入したユーザーの回遊率を高めたい
目標の設定直帰率を50%に改善することを目標とする
内部施策の内容内部リンクの充実/リライトによる記事の全体的な品質向上

施策内容|4か月間で実際に行ったSEO内部対策の内容

今回、実施したSEOの内部対策の内容を下記にまとめました。

  • パンくずリストの設定
  • 関連性の強い記事に内部リンク
  • 内部リンクに流入するような文章を追記リライト
  • H1タグのキーワード対策
  • カニバリゼーションを回避し重複記事/内容をなくす

2022年10月1日からクライアントA社の内部対策案件を引き受け、実際に行ったSEO対策は上記の5項目のみ。特にカニバリゼーションによる重複記事とユーザーの行動を分析した導線の確保については、ゆっくりと時間をかけて分析し、施策を行いました。

結果|4か月におよぶSEO内部対策の効果とその成果

2022年10月1日~2023年1月31日(4か月間)でSEOの内部対策を行った結果、直帰率が82.65%から38.04%に改善。セッション継続時間(Webサイト滞在時間)が0分51秒から1分07秒に向上しました。

SEO対策で重要!内部対策の全容を14項目で解説!

SEO対策で重要!内部対策の全容を14項目で解説!

SEOにて内部対策の重要性と期待できる効果については、前述した事例のとおりですが、内容としてはこれがすべてではありません。

主な内部対策としては、下記の14項目が挙げられます。

  • ページスピードの改善
  • ユーザーが目的とするページは2クリック以内
  • サイトマップの管理
  • URLの正規化
  • クロール不要の記事はrobots.txtで指定
  • パンくずリストの設置
  • ページネーションの設定
  • リンク切れの改善
  • タグの配置
  • H1タグにはキーワードを入れる
  • H1タグは動的に変更
  • H2タグやH3タグを用いて文章構造を明確にする
  • 重複コンテンツには要注意

それでは、詳しくみていきましょう。

ページスピードを改善する

SEOにおける内部対策では、ページスピードを意識することは重要。GoogleがAMP(Accelerated Mobile Pages)に注力していることからみても、その重要性が伺えます。

また、ページスピードの改善は、Googleのページスピードインサイト(PageSpeed Insights)を活用しましょう。

SEO対策で重要!内部対策の全容を14項目で解説!

当サイト「ノダブログ」の場合は、パフォーマンス「94」のページスピードのスペックを持っています。

注意点

ページスピードの遅い記事は、ユーザーが離脱してしまうため注意しましょう。

ユーザーが目的とするページは2クリック以内を徹底する

SEOの内部対策では、ユーザーが求めていることを意識しなければなりません。

SEO対策で重要!内部対策の全容を14項目で解説!

このように、トップページから2クリック以内にユーザーが目的とする記事に到達できるようなWebサイトの設計をすることが重要です。

URL設計に落とし込むと、下記のようになります。

トップページ:example.com

カテゴリー:example.com/category

記事:example.com/category/post-name

ただし、「example.com/index.php?post=7891&sort=new」のように、?以降のパラメータが反映されないような内部対策を心掛けなければなりません。

注意点

URLにパラメーターが含まれないような施策をしましょう。

サイトマップを送信する

現在のSEO対策において、サイトマップはGoogleサーチコンソールから検索エンジンに更新通知するよう設定した方が効率的です。

サイトマップによって内部対策が自動化できますので、効率性を高める意味でも設定しておきましょう。

URLの正規化を行う

SEOの内部対策ではURLの正規化を行い、記事の入り口を1つに絞らなければなりません。

例えば、「example.com」にアクセスした際に「example.com/index.php」でアクセスできないような内部対策をすることが重要。基本的にはリダイレクトを設定して回避しますが、難しい場合にはエンジニアに相談することも検討しましょう。

また、「www(ワールドワイドウェブ)」の表示も統一するところも重要なポイントです。

クロール不要の記事はrobots.txtで指定する

Googleの検索エンジンでは、各Webサイトの評価情報を得るためにクローラーと呼ばれるロボットが随時巡回しています。

仮にクローラーに訪問してほしくない記事があれば、ディレクトリの指定が必要です。

とはいっても、ロボット?robots.txt?これって何のこと?という方もいることでしょう。

ご安心ください。

WordPressをお使いであれば自動生成されており、「example.com/robots.txt」で確認できます。

ちなみに、当サイト「ノダブログ」の「robots.txt」は、下記のようになっています。

User-agent:*
Disallow: /wp-admin/
Allow:/wp-admin/admin-ajax.php

Sitemap: http://nodablog.online/sitemap.xml

グローバルナビはテキストで設定する

グローバルナビの設計も内部対策では重要な施策の1つ。画像内に含まれるテキストは、Googleのクローラーでも正確に認識できません。

SEO対策で重要!内部対策の全容を14項目で解説!

画像に含まれる文字は、なるべくテキストに落とし込みましょう。

パンくずリストを設置する

SEO対策の内部対策では、パンくずリストによってユーザーが現在閲覧している記事、もしくは自分がいるWebサイトの位置が確認できます。

SEO対策で重要!内部対策の全容を14項目で解説!

パンくずリストは、WebサイトのGoogleの検索エンジンでも表示されるため重要な内部対策の1つ。冒頭でも紹介したクライアントAの実績のなかでもパンくずリストは内部対策として施策しましたが、左上に表示されるよう設計しました。

ページネーションを数字で設定する

ページネーションとは、Webサイトの記事の最下部に表示される「前のページ」「次のページ」もしくは「1、2、3・・・」のことです。

Googleのクローラーが巡回しやすくなるため、数字で表示されるような内部対策をしましょう。

リンク切れを改善する

Webサイトにおいてリンク切れは、SEO上よくありません。

内部対策としてリンク施策は重要なポイントの1つ。リンク切れがあれば、すぐに改善しましょう。

WordPressなら、プラグイン「Broken Link Checker」の導入をおすすめします。

タグは正しく配置する

Webサイトはすべてタグと呼ばれる部品で組み立てられています。

<header><nav><article><section><aside><footer>のようなタグが存在します。

Windowsであれば、Googleの検索エンジンを開いて右クリックから「検証」を選択することで、その概要を確認できます。

注意点

タグの概念については初心者にとって難関です。ここは深く気にせず「Webにはこのような仕組みがあるんだ」程度に留めておきましょう。

H1タグにはキーワードを入れる

H1タグにキーワードを含めることも、内部対策としては重要なポイントです。

なるべくキーワードを左に寄せて、ユーザーが魅力的に感じるようなタイトルにしましょう。

H1タグは動的に変更する

H1タグは、動的に変更することで内部対策に繋がります。

例えば、Webサイトのトップページはサイト名をH1タグとし、記事の場合は記事タイトルをH1タグとします。

また、WordPressに直接コーディングする際は、下記のように構築しましょう。

<!– H1タグのコーディング例 –>
<?php if(is_front_page()) { echo “<h1>”; } else { echo “<p>”; } ?>
ここにWebサイトのタイトルを書く
<?php if(is_front_page()) { echo “</h1>”; } else { echo “</p>”; } ?>

TitleタグやH1タグは、SEOの内部対策でも最重要といえます。

H2タグやH3タグを用いて文章構造を明確にする

コンテンツSEOの枠組みの1つですが、一般的には見出しタグと呼ばれるHタグについても内部対策では重要な施策です。

H1タグはタイトルに紐づくため、本文執筆においてはH2タグから順番にH3→H4→H5→H6と構成します。

内容が重複しないようにする

記事の内容が重複することをカニバリゼーション(通称、カニバリ)と呼びます。

内容が重複することはSEOでは低評価の要因となり得るため、カニバリゼーションを避けた内部対策を行うことが重要です。

まとめ|SEOにおいて内部対策は重要!

まとめ|SEOにおいて内部対策は重要!

今回は、SEOで重要な概念の1つでもある「内部対策」について解説してきました。

冒頭で紹介した私の内部対策実績でもあるとおり、正しく施策を行えば成果は十分に得られるでしょう。

本記事の内容を参考にしながら、ぜひSEOの内部対策に取り組まれてください。

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