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AI(人工知能)を活用した特許技術の審査事例は?特許庁の公開情報を徹底考察!

AI(人工知能)を活用した特許技術の審査事例は?特許庁の公開情報を徹底考察! AIの使い方ロードマップ~人工知能は人間を超えるか~
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AI(人工知能)を活用した特許技術の審査事例が注目されています。

また近年、AI(人工知能)関連の特許技術開発が飛躍的に進みました。

本記事では、AI(人工知能)による特許技術の審査事例を特許庁の公開情報をもとに考察しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

経済産業省が大公開!AI(人工知能)の特許技術に関連した最新ニュース

経済産業省が大公開!AI(人工知能)の特許技術に関連した最新ニュース

特許庁は経済産業省が総括していますが、そのなかでもAI(人工知能)関連の特許技術のニュースが注目されています。

AI特許技術に関連した最新ニュース

2023年3月、米国の知財金融会社のIPwe(デラウェア州)の渡辺聡日本代表は、下記のように述べました。

デジタル全盛の時代に入り、世界中の企業と発明者は自社の課題を解決できる技術を世界の特許から速やかに特定できるようになりました。そして、適正な取引を経て利用可能な状態にし、権利者へも報酬を配分できる効率的なシステムを求めています。

渡辺聡代表

渡辺氏は、特許の管理と取引(売買・ライセンス供与)の世界標準を構築するために「スマート・インタンジブル・アセット・マネジメントプラットフォーム(通称:SIAM)」の開発を進めてきました。

そもそもSIAMは、独自のアルゴリズムによって人工知能(AI)が特許の金銭的評価や格付けを決定する仕組みです。

例えば、世界中に存在する特許取引データや特許文献データ、市場データをもとに、特許自体の品質や有効性などの11項目を解析して判断します。

ちなみに、ブロックチェーン技術を活用しているため、全履歴の改ざんができないような仕組みとなっています。

これにより利用者は、企業の資産価値が推測できるだけでなく特許の選定が容易にできるようになります。

また、企業が保有する特許をSIAMに出品できます。

AI(人工知能)で特許技術は守れる

AI(人工知能)×ブロックチェーン技術の相性のよさが示唆されており、分散型の仕組みからセキュリティの向上が期待できるだけでなく、特許技術も守られるところは大きなメリットといえます。

近年は、続々とAI(人工知能)関連の特許技術が承認されています。

AI(人工知能)関連の特許技術が悪用されないような仕組みを確立していく動きがみられることから、AI(人工知能)の特許技術は今後も躍進していくことでしょう。

AI(人工知能)の特許技術の申請方法は?特許の取り方とその手順を紹介!

AI(人工知能)の特許技術の申請方法は?特許の取り方とその手順を紹介!

AI(人工知能)に関連した特許技術には、下記の2つのパターンが存在します。

  • AI(人工知能)自体の技術に関するもの:学習処理の内容やニューラルネットワークの形成方法など
  • 組み込み型AI(人工知能):システム内に組み込み、AI(人工知能)技術を活用しながら目的を達成する

そもそも特許技術を申請するには、いくつか条件があります。

詳しくみていきましょう。

特許技術の申請方法

AI(人工知能)に関連した特許技術を特許庁に申請しようとする場合、下記のような条件を満たしていなければなりません。

  • 発明であること
  • 新規性があること
  • 進歩性があること
  • 発明を適切に記載して出願すること

これらの条件のうち、1つでも当てはまらない場合は特許の申請ができません。

特許庁に特許技術を申請する際の手順

特許技術は特許庁に申請後、認可されることでその特許がようやく自分のものとして証明されます。

具体的な特許の申請手順を下記にまとめました。

  1. 先行技術調査
  2. 特許出願(出願書類の作成・提出)
  3. 方式審査
  4. 出願審査請求(出願審査請求書を作成・提出)
  5. 実体審査
  6. 特許査定
  7. 特許権の設定の登録=特許権が発生

AI(人工知能)関連の特許技術を出願するにあたり、出願書類の作成はもちろんのこと審査請求書も作成しなければならず、その仕組みが複雑です。

どうしても手順が難しくて理解できない場合は、特許の専門家「弁理士」に相談するのもよいでしょう。

弁理士についての詳細は、下記の記事で解説しています。

AI(人工知能)に関連した特許技術の審査事例について紹介!

AI(人工知能)に関連した特許技術の審査事例について紹介!

AI(人工知能)に関連した特許技術の審査事例については、特許庁が公式発表しています。

特にAI(人工知能)関連はソフトウェアとの相関性が強く、下記のような開発事例が挙げられています。

  • エンジン制御
  • 画像処理

そのなかで、ソフトウエアによる情報処理がハードウエア資源を用いて具体的に実現されている場合に限り特許技術を認めるとされています。

特許庁が公式に発表しているAI(人工知能)に関連した審査事例についての詳細は、こちらの公式ホームページをご確認ください。

また、AI(人工知能)特許技術申請にあたり、下図のとおり審査頻度も毎年上昇傾向にあります。

AI(人工知能)に関連した特許技術の審査事例について紹介!
特許庁-AI関連発明の出願状況調査

2020年には、AI(人工知能)関連の発明が5,745件申請されています。

上図のグラフをみても、右肩上がりであることが一目瞭然です。

まとめ|AI(人工知能)関連の特許技術発明が大注目!

まとめ|AI(人工知能)関連の特許技術発明が大注目!

今回は、AI(人工知能)による特許技術の開発や審査事例について、特許庁の見解をもとに考察してきました。

AI(人工知能)の特許技術開発は将来性も高く、幅広く活用されていくでしょう。

続々と新技術が特許申請されるなか、AI(人工知能)開発にも大きく注目が集まっています。

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