
Webサイトのトップページしかインデックスされない!なぜ?

トップページ以外を検索エンジンにインデックスする方法は?

いくらSEO対策してもトップページしかインデックスされない!これ以上どうしたらよいの?
このように、検索エンジンでWebサイトのトップページしかインデックスされないという現象に悩まされている方もいるのではないでしょうか。
当サイト「ノダブログ」は2023年4月4日の本記事公開時点で、トップページしかインデックスされない!という状況に陥っていました。しかし、その後の2023年7月15日のリライト時点では、トップページ以外の記事も無事にインデックスされています。
結論から申し上げますと、原因としてGoogleのクローラーの動きが深く関係していることが判明しました。
本記事では、Webサイトのトップページしかインデックスされない現象について、その理由と対処法を解説しています。
最後まで読むことで、下記のことが理解できます。
- Webサイトのトップページしかインデックスされない原因
- トップページ以外を検索エンジンにインデックスさせる方法
- 当サイト「ノダブログ」における最新のインデックス状況
ぜひ、最後までご覧ください。
当サイト「ノダブログ」のトップページしかインデックスされていなかった状況から回復した現状について徹底検証!

当サイト「ノダブログ」は2023年4月4日の公開時点で、トップページしかインデックスされない状況が続いていました。
しかし、その後の2023年7月15日のリライト時点では、トップページ以外の記事も無事にインデックスされています。
ここでは、当サイト「ノダブログ」のトップページしかインデックスされていなかった状況から回復した現状を検証してみました。
過去のトップページしかインデックスされない状況を振り返ってみた
当サイト「ノダブログ」は、本記事公開時点(2023年4月4日)でトップページしかインデックスされていません。
しかも、キーワード「ノダブログ」で検索しても、インデックスされていないため表示されていないのが現状。ちなみに、他のSEOキーワードで検索しても、狙ったキーワードではなく当サイト「ノダブログ」のトップページがインデックスされている状況です。
例えば、Googleの検索エンジンでキーワード「リトルサーバー デメリット」と調べると、下図のような結果が表示されます。

キーワード「リトルサーバー デメリット」とは関係の薄い当サイト「ノダブログ」のトップページがインデックスされて検索結果として表示されています。
強いていえば、ディスクリプションの箇所にほんの少しだけ、リトルサーバーのデメリットについて触れてあるだけです。
見にくいので、下記に抜粋します。
リトルサーバーのメリットとデメリットのまとめ!この記事は私、野田太陽(ノダタイヨウ)が執筆しました。飲食系&福祉系企業のWebマーケターとして…
キーワード「リトルサーバー デメリット」の検索結果(ディスクリプション)
実はこれと同様の現象が、複数のキーワードで生じています。
そもそも当サイト「ノダブログ」の公開記事のうち、トップページしかインデックスされない現象だけでなく、インデックスされていない記事も多いという問題も発生しています。
当サイト「ノダブログ」の本記事公開時点(2023年4月4日)におけるインデックス登録状況は、下図のとおりです。

インデックス未登録が30記事に対し、インデックス登録済みが5記事というのが現状です。
ちなみに、本記事公開時点(2023年4月4日)の公開記事数は59記事(トップページ/固定ページ記事/投稿ページ記事の総計)です。
Webサイトのトップページしかインデックスされない理由とは?3つの要因で解説!

ここでは、Webサイトのトップページしかインデックスされない状況について、一般的な見解をまとめました。
GoogleにはWebマスター向けに、いつでも質問や相談ができるコミュニティーが存在します。そのなかで、下記のような悩みを解決するためのスレッドが立ち上がりました。
TOPページしかインデックスされず困っています。意図せず除外されているページをインデックスさせる方法についてご教示ください。
Search Console ヘルプ
ちなみにWebマスターとは、Webサイトの運営や管理を行う人を指します。
そして、このスレッド内でトップページしかインデックスされない事象に対する回答として、下記の3つの要因が示唆されています。
- Webサイト内の記事数が足りていない
- 記事の品質が悪くてインデックスされない
- Googleのクローラーによるインデックス処理が追いついていない
これらは、いずれもトップページしかインデックスされない事象における一般的な理由ですが、そのなかでもクローラーの動きについては、いくつかイレギュラーな場面がみられます。
例えば、何らかの原因でクローラーがWebサイト内に流入できない状態が続いている可能性などです。
それでは、Webサイトのトップページしかインデックスされない理由について、詳しくみていきましょう。
本記事では、Googleの検索エンジンでWebサイトのトップページしかインデックスされないという状況について考察しています。
記事数が足りない
Webサイト内に記事数が足りない場合は、検索エンジンにインデックスされにくいです。
その理由は、Webサイト内に含まれる網羅性がSEOの評価の指標として意識されているため。例えば、Webサイト内に1記事しか入っていない場合、情報量が少ないということは言うまでもありません。
検索エンジンからSEO評価を獲得するには、Webサイト内に一定量の記事数が必要です。
ちなみに、本記事公開時点(2023年4月4日)の当サイト「ノダブログ」の記事数は全59記事(トップページ/固定ページ記事/投稿ページ記事の総計)。そのうち、カテゴリー内記事(SEO/アフィリエイト)の合計は54記事です。

そして、その現状は「【大公開】当サイト「ノダブログ」のトップページしかインデックスされていない現状を徹底検証!」で前述したとおり。SEOキーワードで検索してもトップページしかインデックスされていない状況やそもそもインデックスされていない記事が多いところをみると、まだまだ記事数が足りないと実感しています。
何か大きな動きがあれば追記します。
必要な記事数についてはWebサイトの環境や選定ジャンルによって異なるため、適宜分析が必要です。
記事の品質が悪くてインデックスされない
Webサイト内で公開している記事の品質が悪くてインデックスされないケースもあるため、注意が必要です。
以前とは状況が異なり、Googleの検索エンジンになかなかインデックスされないという事例が後を絶ちません。Google側としても、検索エンジン内における情報過多という状況を問題視しているのでしょう。
記事の品質が悪いことが理由で検索エンジンにインデックスされない状況は、Googleサーチコンソールで確認できます。

その手順としては、下記のとおりです。
- Googleサーチコンソールを開く
- 「サイトマップ」を選択する
- 送信されたサイトマップから「サイトマップインデックス」を選択する
- 「ページのインデックス登録を確認」を選択する
- ページがインデックスに登録されなかった理由を確認する
理由を確認して、「クロール済み-インデックス未登録」の箇所でページ数が表示されていれば、何らかの原因があるため状況に応じて対処しなければなりません。
具体的な対処法については、「Webサイトのトップページしかインデックスされないときの対処法を紹介!」で後述します。
Googleのクローラーによるインデックス処理が追いついていない
Googleのクローラーが、インデックスの登録処理に追いついていないことも想定されます。
クローラーの状況については、Googleサーチコンソールで確認できます。

手順としては、下記のとおりです。
- Googleサーチコンソールを開く
- 「設定」を選択する
- クロールの統計情報から「レポートを開く」を選択する
- クローラーの流入状況を確認する
クローラーの動きが活発なほど、インデックスされやすい傾向にあります。
そもそも「【大公開】当サイト「ノダブログ」のトップページしかインデックスされていない現状を徹底検証!」で前述したなかで、当サイト「ノダブログ」は本記事公開時点(2023年4月4日)の公開記事数は59記事(トップページ/固定ページ記事/投稿ページ記事の総計)あります。
それなのに、Googleサーチコンソールでは全部で35記事(未登録が30記事/登録済みが5記事)しか計測されていません。
このようなデータからみても、Webサイト内にクローラーが入ってきていない、もしくはインデックス処理が追いついていないことが分かります。
Webサイトのトップページしかインデックスされないときの対処法を紹介!

Webサイトのトップページしかインデックスされない事象について、記事数が少ないと感じれば拡充すれば解決します。
また、記事の品質に問題があってインデックスされないのであれば、リライトをして改善するだけの話です。
SEO対策を意識したリライトの方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
トップページしかインデックスされない事象に対してクローラーが絡んでいるケースの例としては、Webサイト内でクローラーが上手くクロールできていないことが挙げられます。
クロールできない状態が続くと、SEO対策としてはWebサイト全体に悪影響を及ぼす危険性があるため、施策においては十分注意しなければなりません。
それでは、Webサイトのトップページしかインデックスされない状況を改善するには、どのような対処を講じればよいのでしょうか。具体的な対処法は、下記のとおりです。
- Webサイトの構造を見直す
- Googleサーチコンソールの「URL検査」からインデックス登録をリクエストする
詳しくみていきましょう。
Webサイトの構造を見直す
トップページしかインデックスされない状況を改善するには、Webサイトの構造を見直す必要があります。
近年のGoogleのクローラーは、Webサイト内における3回以上の階層構造で構築された領域には入りにくい傾向がみられます。
例えば、下記のような考え方です。
- 1回目(〇):Google検索エンジンのトップからWebサイトに流入する
- 2回目(〇):Webサイトの親カテゴリー記事に流入する
- 3回目(×):Webサイトの子カテゴリー記事に流入しにくい
そして、これは総計100記事以内の小規模/中規模のWebサイトによくみられます。
クローラーがWebサイト内に流入しやすい環境を構築することが重要です。
Googleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストする
実は、Googleサーチコンソールには、下図のようにインデックス登録をリクエストするコマンドが存在します。

その具体的な手順は、下記のとおりです。
- Googleサーチコンソールを開く
- 「URL検査」を選択する
- 入力フォームにインデックス登録の確認をしたいURLを打ち込む
- インデックス登録をリクエストする
この操作により、強制的にWebサイト内にクローラーを呼び込むことができます。
GoogleサーチコンソールのURL検査ツールでインデックスをリクエストする具体的な手順については、下記の記事で解説しています。
クローラーが流入してくれば、Webサイトのトップページしかインデックスされていない状況を改善できる可能性があります。
現行のGoogleサーチコンソールにある「URL検査」は、以前バージョンの「フェッチアズグーグル(Fetch as Google)」のことです。2019年3月28日のGoogleサーチコンソールの改変による仕様の変更に伴い、名称も変わりました。
まとめ|Webサイトのトップページしかインデックスされないなら対処法を実践して改善しよう!

今回は、Webサイトのトップページしかインデックスされない理由とその対処法について解説してきました。
原因としては、Googleのクローラーの動きと関係していますが、思うようにいかないのもSEO対策で手が止まってしまう要因の1つといえます。
本記事でも紹介している対処法を実践して、ぜひトップページしかインデックスされない状況の改善に努めてください。
飲食系&福祉系企業のWebマーケターとしての実践経験を積み独立。Web歴10年以上でSEO歴5年以上の実績を経て、複数企業様の専属SEOアドバイザー&コンサルトを行っています。
また、現役のSEO講師としても活躍中。私、野田太陽(ノダタイヨウ)のプロフィールの詳細と過去の実績は運営者情報をご確認ください。
この記事は2023年4月4日に私、野田太陽(ノダタイヨウ)が新規公開しました。その後、2023年7月15日、最新情報にリライトしました。
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